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小児歯科治療について。

師走ですね。

だんだん寒くなってきました。

まだまだコロナの終息は見えません。

一人一人が予防に努めることが大事ですね。

さて、忙しくてほったらかしにしていたブログを久々に書こうと思います。

色々この一年の思うところが溜まってきたので。

今回は「僕の考える小児歯科治療について」です。

子供の虫歯を治す、ということに関して僕が一番大事に考えていることは「子供とのコミュニケーション」です。

歯の治療は大人でも嫌なものです。

ましてや4〜5歳の小さな子供にとっては恐怖以外の何者でもないと思います。

しかし放置しておけない虫歯がある場合は治療をしないといけないことも事実です。

当院では治療に先立って「トレーニング」という時間を設けております。

この時間を使って、器具の説明や器具を実際に口腔内に入れてみたりして「こうやって虫歯を治すんだよ」と子供たちに説明をしてあげます。

初めての歯医者さんで泣いてしまう子供は沢山いますし、中には全く泣かない子供もいます。

そこは人それぞれです。

泣かないでしっかりできる子供に関してはなにも言うことはありません。

泣いてしまって診療チェアにすら乗ってくれない子供、親御さんから離れないでしがみついているような子供をどうするか。

ここが小児歯科専門クリニックの腕の見せ所だと思います。

ここで当院では「母子分離」というテクニックを使います。

要するに親御さんには待合室で待っていてもらって僕とスタッフと三人で練習をするということです。

この時に僕は子供にしっかり厳しく接します。

中には終わってから親御さんに「怖かった」と伝える子供もいるでしょう。

しかし。

なぜ僕がしっかり厳しく接するのかを考えて欲しいと思います。

僕やスタッフは泣きわめいて話を聞いてくれない子供達が嫌いだから厳しく言っているのではありません。

単純に、危険だし、正確な処置ができなくなるからです。

この二点だけです。

泣きわめいて、動きまくっている状況で行ったであろう処置の痕跡は酷いものです。(そんな子供たちが沢山回り回って当院に辿り着いてきます、、)

きちんとした処置を行うためにはきちんとした環境、状況を作ることが大事だと思います。

そして、もう一つ心がけていることがあります。

それは厳しくした何倍も出来たことを褒めてあげるということです。

子供たちが次に来た時に泣きながら来院することがないように、自分でしっかりとチェアに乗って処置が受けられるように、

全ては次に次に繋がるように考えています。

僕は悪くなってしまったものに関してはしっかりと治してあげたいと思っています。

だからこそ子供たちにも自分の体のことなんだから治すことに真剣に向き合って欲しいと思っています。

虫歯を治しておしまい、ではないんです。

そのあとの子供たちの人生において歯医者さんを上手に使うことができるようになって欲しいと思っています。

最後に、

僕は当院に来てくれている子供たちは全員自分の子供だと思って接しています。

自分の子供に酷い治療を行う親はいないでしょ?

自分の子供だったらなんとか最善の方法で治してあげたいと思うでしょ?

そんなふうに考えて日々診療をしているということを少しだけ知ってもらいたい今日この頃です。

来年にはコロナが終息して生活しやすい世の中になっているといいですね。

皆さん日々大変だと思いますが、お体ご自愛ください。

では今回はここまで。

おしまい。