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唾液は「魔法の水」です。

こんにちわ。

 

前回に引き続き今回は虫歯菌から口の中を守ってくれる「唾液」のことについて触れてみたいと思います。

 

まずこの図なのですが、これはステファンカーブといいます。

歯医者さんや衛生士さんは100%知っているグラフです。

何を表しているかというと、ざっくりいうと真ん中のラインより下の赤い部分が歯が溶けていて、上の青い部分が歯が修復されているってことを表しています。

人間は何か食べたり飲んだりするとお茶、お水など以外は基本的に歯が溶けるのですが(これを脱灰といいます)唾液がこの溶けた歯のミネラル分をもう一度歯に戻してくれるのです(これを再石灰化といいます)。

飲食をするたびにお口の中ではこのようなことが行われています。

唾液は脱灰した歯を元に戻す重要な役割を果たしているんです。

 

上のグラフの人のように規則正しい食習慣の人は再石灰化がしっかり働いているので虫歯になりにくいです。

逆に下のグラフの人のようにちょこちょこずっと食べていると再石灰化をする時間が足りず脱灰が進行して歯に穴があく、ということです。

 

そして一番大事なのは歯磨きを頑張っても唾液による再石灰化は促進されない(関係ない)、ということです。

 

「結構食べる回数は多いけどその都度歯磨きは頑張ってるし、、うちは大丈夫、、。」

って思ってるお父さんお母さん、唾液の力を引き出すのに歯磨きは関係ありません。

唾液の力が追いつかないくらいの回数食べてたら虫歯はできます。

 

また唾液には緩衝能といって再石灰化を行う力が備わっているのですが、これには個人差があります。

ざっくりいうと緩衝能が高いと再石灰化するスピードが早くなり緩衝能が低いと再石灰化するスピードが遅くなります。

自分やお子さんの緩衝能がどうなのかは早く知っておいて損はないと思います。

 

簡単にまとめると、「唾液がたくさん出てて緩衝能が高い人は虫歯になりにくく、唾液があまり出ていなくて緩衝能が低い人は虫歯になりやすい」ということです。

 

皆さんの周りにも「歯磨き全然しないのに虫歯にならない人」いませんか?

その人はきっと「勝手に唾液がたくさん出ててもともと緩衝能が高い人」なんです。

 

唾液は細菌と戦ってくれる「魔法の水」なんです。

唾液がちゃんと出ているか、緩衝能はしっかりしているか、まずはここを知っておくことが虫歯予防の近道だと僕は思います。

 

 

文章が下手でなんだか伝えたいことがちゃんと伝えられているのかわかりませんが、しっかり噛んで食べるんだよ、ってことです(笑)

 

しっかり噛めば唾液がたくさん出ます。

 

唾液がたくさんでれば勝手に虫歯になりにくくなります。

 

虫歯にならなければ削られることもありません。

 

削られなければ国の医療費を抑えられます。

 

医療費が抑えられればそのお金できっと日本の未来を思ってくれている素敵な素敵な政治家の人たちが私たちが住みやすい国を作ってくれます。

 

 

うん、間違いない(笑)

 

 

おしまい。

 

 

 

 

 

 

 

 

うちのベランダからみた皆既月食です。

 

今さら「宇宙兄弟」にどハマりしてます(笑)

 

宇宙は広い。

 

 

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